桜のトンネル  海士 崎にて…
桜のトンネル  海士 崎にて…

桜といえば・・・・

 

私の実家は出雲大社のすぐ近くにあります。

 

出雲大社の敷地は1つの大きな公園のようになっていて、

境内以外にも、

児童公園だったりちょっとした池だったり、

小川や芝生の広場だったり、

楽しめる場がたくさんあります。

 

 

 

春になると、敷地のあちこちに桜が咲き、

夜はライトアップされ、お花見の家族連れがたくさん訪れていましたっけ。

 

私の家族も、春になると母が作ったお弁当をもって花見にでかけたものでした。

 

満開の桜と・・・

ちょっと肌寒い夕暮れ空と・・・

それから明りがともり始めた提灯と・・・・

何をするでもなく、寒い寒いとふるえながらも、

楽しい時間をすごしたものです

 

桜が咲く季節になると、そんな思い出がふと胸にうかんできたりします。 

 

 

 

桜といえば・・・・

 

私が隠岐にきた年、レインボー就航の年、

その年、咲き誇った満開の桜を思います。

 

あの年、一人で隠岐にわたってきました。

 

まさか隠岐に赴任になるなんて青天の霹靂・・・

 

フェリーの甲板にたって、だんだん小さくなっていく七類港の情景を眺めるうち、

不覚にも涙(T_T)

近くにいた人は、怪しい女、と思ったでしょうね~(笑)

 

そうしてやってきた隠岐の島は、その年、桜が満開でした。

赴任した小さな丘の上の小学校の桜も、私の住宅の前の桜も、

見事に咲き誇って・・・・。

 

そんな美しい桜を眺めつつ、

『この桜を3回見たら、私は帰る』

そう自分に言い聞かせたこと、

今でもこの時期になると思いだします。

 

帰らなくてよかったです(笑)

いやいや、ほんとうに・・・。

 

 

毎年、毎年・・・・ 

桜が咲くころになると、

いろんな思い出がふと思い起こされるもんなんですけど・・・。

 

 

でも、きっと、それは私だけじゃありませんよね。

桜には、ことさらに思いいれの深いこの国ですから。

 

日本人でよかったな~と、桜が咲くと思います。

 

さて。

今年の桜の咲き具合はどうでしょうかね~。

楽しみです。