今年は冬が長かったので、桜の開花も遅れているんだそうですね。
それだけじゃなく、インフルエンザの流行も未だに・・・
アバレンボウくんの小学校では修了式の今日も学級閉鎖が解除できないところがあったようです。
最後の日、みんなで揃うことができなくて残念だったでしょうね・・・。
先生方の異動の発表も。
いろいろと思い入れが深い方が海の向こうから帰ってらっしゃるようで、
4月が楽しみな気持ちもありながら、
その一方、
海の向こうに行かれる先生のお名前を見て寂しい気持ちもあり・・・
いろいろな思いが交錯する、そんな1日でした。
アバレンボウくんの持ち帰った先生方の異動のお知らせをみて、
自分の恩師が隣の島へ行くことを知ったサムライくん。
「島前行くの!? 島前??」と、ひと騒ぎ。
どう思っているのかが、一目でわかるのが彼のよさ。
F先生。
キャンプに行ったあかつきには、きっと会いに行きますので、サムライくんが<(_ _)>
…というより、たぶん家族全員で(笑)
それから・・・
私の大好きな先生が、教職を離れられることも発表となりました。
子どもを見る目がなんともあたたかく
教師として人として
とても魅力的な人でした。
どうぞお元気で!
新天地での活躍と幸せを心より、心より、祈ります。
1年前のこの日、私も子どもたちと学校にさようならのあいさつをしました。
不思議なことに、この日までも、この日よりあとも、
『悲しい』という気持ちはあまりなかったように思います。
いろんな思いが入り混じり、複雑ではありましたけど・・・
でも、この日だけはちがいました。
朝、車に乗り込んだとたん、いろんな思いが胸をよぎり、
しばらく車を動かすことができませんでした。
「あ~、やめるんだな。私。」
と、思いました。初めて。
春の暖かい日差しのせいか、それとも花粉のせいか、
流れてはいないはずなのに涙のせい?と思ってしまうほどに
その日1日、何をみてもすべてがかすんで見えた記憶があります。
教職を離れるということを実感したのは、この日だったのかもしれません。
『学校』という場所のもつ魅力の中で
子どもたちと関わりながら
19年も働くことができたことは
とても幸せなことだったと思います。
ただ、今の仕事と今のくらしのおもしろさ、その中で感じる幸せや豊かさは、
学校で感じるそれとはまったく異なっています。
今までできなかったことを、一つひとつ、家族で楽しんでいる・・・
そんな感じがするからです。
時々・・・
どちらが楽しい?と聞かれ、困惑することがあるんです。
どっちがって、比べることができるものではないからです。
強いていえば~~・・・
「麦酒と焼き肉、どっちがおいしい?」
とか。
「アバレンボウくんとサムライくん、どっちが好き?」
とか。
そんな比較できないものを比べてみなさい、と言われている感じ・・・。
「一度の人生で、二度おいしい♪」
という感じでしょうかね(笑)