先日のブログでご紹介した「古民家で横笛を聞く会」に行ってきました。
築200年近くになるんでしょうか、隠岐では最古の木造住宅。
佐々木家が会場です。
国の指定重要文化財での演奏会。
シチュエーション的には最高です。
竹1本に穴をあけただけの笛の音の奥の深さに驚きました。
竹笛独特の柔らかい音の響き、
空気を切り裂くかのような高音、
繊細に揺れるような音、
女性の声かと思うような・・・
演目のうち2曲は屋外での演奏でしたが、それがまた素敵でしたよ。
周囲の山々に音がこだまし、なんともいえぬ響きとなり、
会場の雰囲気や会場を包む自然の音とリンクして幻想的な空間を作り出します。
日常から離れ、なんとも心地よい時間でした。
演奏者は、鯉沼廣行氏と坂本真理氏。
横笛界の第一人者なのだそうです。
黒沢明監督の「乱」や大河ドラマの演奏なども手掛けられたのだとか。