・・・海士へ行こう♪ その1 の巻 より つづき・・・
海士在住の陶芸家 勇木史記さん
アイターンで海士にいらしてから もう8年になるのだそうです
隠岐の土で焼き物を作るのは難しいとよく聞きます
勇木さんは
その隠岐の土を使ってうつわを作ることに
こだわりをもっていらっしゃるようです
隠岐の土で
自分の窯で
自分の求める焼き物を自分の手で生み出す
穏やかな表情ながら
「やきもの」の話をする時には厳しい光が宿るそんな視線が印象的な方でした
余分なものをそぎ落としたような
それでいて
存在感のある勇木さんの器
ものづくりに真摯に 厳しく 向き合うそんな姿勢の中から
あの器たちは生まれてくるんですね~
牛舎を改築して利用しておられる工房
ここから勇木さんの器たちは生まれます
お話を聞いたあとに勇木さんのお宅におじゃまし
器を見せてもらいました
あ~・・・勇木さんらしい器
すぐにそう思ったのはなんででしょうか
さっき会ったばかり
わずかな時間しかお話だってしていないのに
聞く者の心に
いつの間にか入り込んでいる
「ほんもの」の持つ力かも
そんなふうに思いました
器そのものに
勇木さんの人柄や思いがうつり込んでいるような・・・
器を1つ1つ手に取ると
そこに勇木さんご自身を見るような思いさえします
勇木さんの焼いた湯のみでお茶をいただきました
お茶の冷たさが器を伝って手にしみるあの感じがすてき♪
裏庭には 将来登り窯をつくりたいと
その準備が着々と・・・・
ずうっと後世に残るものと技術を・・・という思い
先を見据えて「おしごと」しているハチくんの思いとリンクしますね
短い時間でしたが
ほんとうにいい時間をいただきました
しっかりくらす
きちんと生きる
もう一度自分のくらし方も見直したくなるような・・・
そんなひと時でした
隠岐窯 勇木史記さんの器
機会があればぜひ手にとってみてください
・・・・おまけ・・・・
・・・かわいいトラ・・・
階段の途中に立ってこちらを見ているようなそんな焼き物・・・・
気になってパチリ
あれは?と尋ねてみれば
なんと
角界入りを果たした宇野くんが作った焼き物のトラでした
授業の中で
ここで陶芸してたんですね~♪
なんともかわいいトラでした
「ぼくの守り神」
そう笑っておっしゃってた勇木さん
このトラくん
勇木さんと宇野君の活躍を
ここで願い見守っているのかもしれませんね~
・・・出会った記念に・・・
工房で一目ぼれ・・・
手にとってみて心奪われ・・・・(笑)
勇木さんの急須です
手にしっくりくるあの感じ
たまりません
出会った記念に連れて帰ってしまいました(笑)
・・・タケシマシシウド・・・
竹島と明屋海岸にしか生えていないと言われているそうです
が
ここにも生えていた(笑)!!!
タケシマシシウド
カラフルなカメムシがたくさん・・・・