台風上陸か!?ってかなり警戒してましたけど
いい具合に低気圧に変わってくれて一安心でした
雨もこれ以上降らなきゃいいですけど・・・
さて
明日9月1日は「八朔牛突き大会」が開催されます
「八朔」といえば 隠岐ではこの牛突き大会のことを指す
そう言い切ってもいいのかも(^'^)
隠岐の牛突き大会の中では一番歴史がある大会です
江戸の末期には、すでに今の佐山牛突き場で開催されていたのだとか
県の無形民族文化財にも指定されています
1トン近くある大きな黒い牛たちが
鼻息荒く角を突き合わせる様の迫力たるや・・・・
すごいものがありますよ~・・・
私は1度しか見たことがありませんが
しかももう20年近く前のことですが
いまだにくっきり印象に残っています
いきりたった牛たちの鼻息
巨体がぶつかりあう鈍い音
ひいきの牛に対する必死の応援
愛すべき(笑)隠岐弁のやじ
そんなものが一緒になってわきあがってくる歓声
真っ赤に充血した試合のあとの牛の瞳
傷だらけの巨体から汗が蒸発しもわっと立ち上がる湯気
勝利の後の明と暗
喜びに沸く陣 肩を落とすようにして負けた牛に寄り添う陣営 その情景
神聖な雰囲気の中に
酔っぱらっていたりけんかしてたり雄叫びをあげていたり
泣いていたり怒っていたり笑っていたり
人々の営みが見事にまざりあっていて・・・
なんともいえぬ不思議空間でした
そこにいるものすべてが1つになる そんな感じ?
忘れられませんね~
「負けた牛はいろいろなことを察して涙を流す」
そう聞いてたんですけど
やっぱり 本当に泣いていました
負けた牛
痛みや興奮などから
自然に出てくる涙なんでしょうが・・・
なんだか ここまでのドラマを思うと
負けたことで決まってくるこの後の自分の運命を
この牛たちも悟っているかのような気がしてなりませんでした
牛突きに携わっている人には叱られそうですが
牛がかわいそうで
もうたぶん二度と見に行けないとは思います・・・(^^ゞ
でも
これがずうっと人々の間で受け継がれ守られてきたことは
大きな島の自慢であり
島の宝だな~と思います
後継者の育成や金銭的な負担の大きさなどなどなど・・・
今後この牛突き文化を継承していくにはなかなか課題もあるようですけど
なんとか後世に残していきたいですね~
ブンテンのかわいいお客様 Gくんも
明日は牛突きデビュー!?
親戚の牛が出場するので
その土俵入りの行事で出番があるようですよ~♪
雨が降りませんように
Gくんの活躍と もちろん牛さんの活躍も
楽しみににしています(^'^)