「愛の橋」ができたのは・・・

1日中 冷蔵庫の中ににるような・・・・

そんな隠岐の島

 

寒かったですね~

 

でもこれでこそ「冬」

雪で覆われた景色はなんともいえず美しい

我が家の2階から見下ろす河童の祠

かっぱさまもこんな日は寒さに縮こまっているのかも…

この冬の『初つらら』

 

橋のたもと

一段低いところにあるおうちの庇

手を伸ばせば

きっと手が届く♪

 

 

小さい頃は

つらら = 食べるもの でした 笑

 

 

今思えば…きちゃない(笑)

橋を渡れば「港町」

橋のこちらは「西町」

 

2つの町をつないでいるのは

小さな小さな石橋です

 

「愛の橋」

 

今の女子的表現をすれば

「かわいい」名前♪ なんてことになるんでしょうか

 

この橋を作られたのは

この近所にある隠岐の老舗「藤原金物店」の店主だった藤原金市さん

昭和4年に作られました

 

当時この八尾川には2つの橋しかかかっておらず

橋から遠いところにくらす子どもたちは

ずいぶん遠回りして学校に通っていたのだそうです

 

それをおそらく毎日見ておられた金市さん

子どもたちが不憫でならなかったんでしょうね

私財を投げうって橋を造られたのだとか

 

金市さんの信条が「汝の隣人を愛せよ」だったことから

「愛の橋」と名付けられた・・・

隠岐ではちょっと有名な話

 

 

石造りの小さな橋

今は車両は通ることができません

 

 

今日みたいな雪の降る寒い日

子どもたちはどんなことを思いながらこの「愛の橋」を

渡っていったんでしょうか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この橋から眺める港町風情たっぷりの川沿いの家なみ

人々の暮らしも垣間見えるようで

私は大好きです

 

「妖怪大戦争」という映画の1シーンにも登場しましたね

 

ちょっと用があって

小路をうろうろしていて発見

 

これぞ 隠岐 笑

 

 

冬の海で漁をしようと思ったら

この位の「エネルギー補充」は必要でしょう♪

 

隠岐の島を支える漁師パワーの源ですね

 

 

ご苦労様です♪