このところ・・・・
あれこれあれこれいろんなできごとがあって
ネタはたまる一方だというのに
なにせ 時間不足の寝不足女
ブログの中の時間のススミ方が異様に遅いという…笑
とりあえず
出張西町も終わったので島前旅にタイムスリップすることに
笑
さて
島前旅は初日の雨のためけっこう変則的なルートに決定
初日に海士に上陸
隠岐國学習センター見学 で刺激を受けまくり…
その後知夫に上陸~♪
知夫をさらっと走り
この日の宿泊先知夫の里のログハウスへ向かいました
小雨が降ってはいたものの
景色と麦酒はサイコウ♪
ホテル知夫の里の施設の1つであるここのログハウス
ホテルからはちょっと離れていますが
4人棟ともう少し大きい棟があるようです
小高い丘の上にあって見晴らしもよい♪
ご家族やお友達での夏の島旅にオススメです
翌朝は見事に雨もあがりました
この景色がなによりのごちそう(^'^)
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とはいえ
朝ごはんもしっかり食べて
内航船「いそかぜ」にて海士に出発♪
なんでこんな恰好?と自分に聞いてみたい
笑
とりあえず
潮風を感じながら進む船の上
どうしたって気持ちははずみますね
途中 フェリーどうぜん を追い越していきました
横から見たらお魚の柄なんですね~
かわいい小さなカーフェリーです
菱浦港でおやつを買って いざ!!
目指すはもちろん
崎!!
海士町の港は菱浦港といいます
島の名前は中之島
町の名前は海士
港は菱浦
隠岐4島の主要な港が
島の名前か町村の名前だったらいいのに…
「次は菱浦~~」とフェリーで放送されるたびに
これは海士か!? それとも西ノ島!?
そうおろおろする私はいつも思ってしまいます
菱浦港の販売所 通称「しゃん山」は
地域の産物や加工品などが手に入るうえ
地域の方が作られるおいしいお弁当やパンが人気
ここで買い物するのも海士の楽しみのひとつ♪
ツーリング車ですいすい進むサイクリング部だったという麻美ちゃん
に 対抗して…
久しぶり過ぎて自転車の漕ぎ方すら怪しい私
待って~~~(;´・ω・)
…対抗できてないですね 笑…
店長さんは一眼レフを抱えて器用にこぎこぎ
こんなショットも走りながらパチリ
崎まではゆるい勾配の登り坂が数㎞続きます
カーブを超えて登っていくたび
海がどんどん下になっていき…
あ~ここまで登ったんだよね~と
自分の走行距離と登坂の具合を感じることができてしまう
笑
下りは楽ちん…
下りは楽ちん…
呪文のように自分に言い聞かせて
ひたすらこぐしかありません
涙
そうこうしているうちに
視界がひらけ
念願だった崎の木路ヶ崎灯台に到着です♪
白い雲
青い空
それよりもっと蒼い海
そこにまっすぐ続く小さな坂道
その先にはこんなかわいい灯台がありました
ちょっとした観光スポットになっているこの灯台
いつか自転車で訪れたかった場所の1つです
大きな大きな方位針の真ん中でポーズ♪
で…
なんでハートが描いてあるんだろ?
港でゲットしたおやつを食べつつしばし休憩
海の蒼と空の青がやけにきれい♪
黙々と音がしそうな雲の白も♪
突如視界に入ってきた人間どもをやけに警戒しつつ
お食事中の牛さんたち
自然に癒されるという感覚
ここにいるとよく分かります
いつまでもここにいたいようなそんな気分になりますね~
でもそうはいっておれません
名残惜しいけれど
本命の目的地に向かって出発!!
この旅の最大のミッションはもちろんこれです
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突撃!!崎の杵築商店
崎の集落の中にある杵築商店さん
店長さんは昔からここの大ファンで
我が家が海士に出かける時は
いつもここまで自転車に乗って買い物にきます
まるで小さなスーパーかコンビニみたいな品ぞろえ
どの品もきっちり丁寧に並べてあって
埃っぽさなんて全然ない
この小さな集落で
こんな形できちんとていねいに商売がなされている
すごいことだな~と訪れるたびに思います
ボランティアみたいなもんですわ
杵築商店のお母さんはそう笑っておっしゃったけれど
でも間違いなくこのお店はこの地域の人々のくらしを支えていて
そして
逆に
地域の人たちもここで買い物をすることで
この店と自分たちのくらしを守っておられるんでしょう
久しぶりに訪れた杵築商店さん
店長さんも満足満足
お約束のアイスクリームを買って…
崎の漁港で食べました
これもいつものきまりごと
走ったあとのアイスはさいこ~♪
山に沿うように
古いけれどきれいな家々が並ぶ小さな漁村
いい景色です
しばしの休息を楽しんだあと折り返し
やっぱりここも名残惜しい…
またまたゆる~い坂を登って菱浦を目指しました
崎の集落のおしまいあたり
山の中に入っていくような感覚に陥る小さな石づくりの門があります
ここを通り
木立のトンネルを抜けると
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↓
↓
庭には芝がきれいに張られ
手入れされた美しい建物が突如目の前に…
旧 崎分校だそうです
現在は「そわか梅」を作る場所として
活用されているのだとか
ウッドデッキに腰かけてぼんやりしていると
時間が止まったかのような不思議な気持ちになります
庭のぐるりには桜の樹
春の美しさは格別でしょう
想像しただけでわかる
昔は子どもたちがここでわらわら遊んだんでしょうね
そうそう
木立の下の石の門
ここをくぐると不思議の世界に迷い込むかのような気持ちにも…
なんとなく
千と千尋の世界
笑
建物の中に入ることはできませんが
卒業制作でしょうか
窓越しに見えたのは
石のプレートに恐らく自分の顔を彫ったレリーフ
昭和46年の年号が…
そこには
夏がくるたび雲に風に
少年の日を思い出す
そうほりぬかれた小川未明さんの詩の一文がありました
時間が来るのを忘れるほど無心で遊んだ
幼いころの夏の思い出を
ふわっと思い起こさせてくれるようなこの集落の風景です
あのレリーフを彫った方たちも
崎の集落を見下ろす丘から青い空と海を眺めるとき
この穏やかで静かな集落で過ごした日々を
彷彿とするのでしょう
☆ 崎の風景 あれこれ ☆
西ノ島で幼い頃7年間を過ごした店長さん
お隣の島ながらこの崎地区にはいろんな思い出があります
店長さんの崎好きはちょっと有名♪
幼い頃
家族みんなで港から崎の知人の家まで歩いて出かけたという
そんな思い出もその1つ
その当時の写真にはまだ小さい店長さんと
今の店長さんより若いお父さんお母さんが写っています
大人の脚でもずいぶん歩き応えのある崎までの道
どこまで?
いつまで?
きっと何度もそう聞きながら歩いたんだろうな~
昭和50年頃の崎の光景です
店長さんのお誕生日に知人から毎年のように贈られてきたという崎のみかん
それは結婚してからも続き
その方がお亡くなりになるちょっと前まで
毎年毎年送ってきてくださいました
小さくて皮が薄く甘酸っぱいおいしいみかん
みかんの時期になると
あの段ボールいっぱいに詰められた小さなみかんとその香り
それから送ってくださっていたやさしいおばあさまの笑顔を
懐かしく思い出します
私が初めて崎を訪れたのは結婚するちょっと前
バイクでぐるっと島めぐり
ここまで連れてきてもらいました
細い坂道にちょっとどきどき
一度だけ春の崎にお友達家族と自転車できたことがあります
子どもたちもがんばってここまで走りました
アバレンボウくんがまだ3年生
通り抜けた桜のトンネルの見事だったこと!
忘れられない光景です
幼かった息子たちを連れて崎まで出かけたことは数知れず
歩いてだったり
自転車だったり
道が険しくて泣き泣きだったり
そのたびやっぱり杵築商店でアイスを買って…
訪れるたびに
いろいろなことを思い出します
何度訪れても
また来たいな~って思います