隠岐の島では
イカ漁が盛んな時期になると
毎晩
毎朝
とれたてぴっちぴちのイカが
あっちでもこっちでも
配られまくります
( *´艸`)
漁師さんももちろんですが
イカ釣り大好き男
…イカ釣り大好き女ももちろん…
あっちこっちにいらっしゃいますから
笑
獲れたてのイカの体色はほんとにキレイ
まだ半透明の体の表面を触ると
そこだけびゅわっと赤くなる
(^'^)
見事ですね~
多い時には
何十杯単位でいただくことも…
そういう時は
今日明日の夕食分以外は
ぜ~んぶ冷凍
(^'^)
時間がある時はある程度捌いてしまって…
時間が無かったり面倒な時には
1杯ずつラップでくるりんと巻いてそのまんま…
いざという時の我が家の食卓のヘルパーとして
冷凍庫で待機です
笑
イカが冷凍保存できるなんて
知らなかった頃には
「バケツ2杯のイカを我が家にくれようとするのはやめてくれ~!」
と
ホンキでビビってましましたけどね
笑
イカってすてき♪
さてさて
ここ2年ほど
シロイカの不漁で寂しい隠岐の島でしたけど
どうやら
・
・
・
念願の
シロイカ大漁の予感!?
我が家にもやってまいりました
深夜のおすそわけ
♡
もちろん
獲れたてピカピカはお刺身に…
フライと炒め物用にとりわけたら
残りは
我が家の大好物
「シクシク」に挑戦
(@^^)/~~~
「シクシク」って…泣いてるみたいですけどね
「一夜干し」のこと
一度だけ
捌き方をオトモダチに教わったんですけど
もうそんな何年も前のこと
当然…怪しい記憶と化しており
(^^;
でも
「シクシク」はなんとしても食べたい♪
ということで
とりあえず
足を切り離さないことを最重要課題とし
うっすらとした記憶をたどりつつ
捌いてみる
笑
1杯目はちょっと勇気が必要です
目玉とか嘴とか
ほじくりだすんですから
(◎_◎;)
かわいそうに…と思いつつも
「いただきますいただきます」と心の中で唱えて
思い切りよくやるしかない
(-_-;)
なんとかかんとか
ぺらりと一反木綿状態にしたところで
隠岐の島に住む人なら
誰でも1つは持っている…かもしれない
青い干し網
これに並べてベランダへ♪
今日はいい風が吹き渡り
一夜干し日和かも
(^'^)
お昼頃
ひっくり返して夕方まで待つ…( *´艸`)
夕方には
超テキトー「しくしく」のできあがり♪
たまり醤油にマヨネーズ
それから唐辛子をちょこっと加えて…
干すことで増す甘みと味わい
なんともいえませんね~
(^'^)
大社の実家では
炙ったイカといえばスルメイカ
冬の日に食べるものだった気がします
母だったり
おばだったり
ストーブの上で誰かがそれを炙りだすと
途端に漂い出す
あの独特の香り
それにさそわれるように自然とその周りにみんなが集まります
火が通りはじめると
反ったりあちこち膨らんだりする
イカが焼きあがるまでのその様を見るのも好きでした
焼きあがったイカを
アチチと言いつつ手で裂いたり裂いてもらったり
お皿に山盛りのっかったそのイカを
みんなで競争で食べましたね~
シロイカの一夜干しなんかとは全然違うあの歯ごたえ
噛んでも噛んでも噛み切れない
でも
人よりたくさん食べたいから
必死で飲み込み目が白黒する
笑
…ただの欲張りですな…
ごはんのおかずになんてなるわけなく
イカが登場する日はいつもお酒の席
だから
イカを炙る日はいつも賑やかだった気がします
じいちゃんちがすぐ目の前にあり
母のきょうだいたちもなんだかんだと集まっていた我が実家
その頃の
そんな日の
懐かしい記憶です
今日はお試しで2枚だけ焼いたシロイカのシクシク
もちろんあっという間にお皿は空っぽ
ひときれ、またひときれと
アバレンボウくんの口に運ばれるシクシクを眺めつつ
幼い頃のそんな実家の光景を
ふと思い出しました
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