魔の金曜日
朝は運航と放送があった隠岐汽船のフェリーでしたが
やはりこの雪この海況
厳しかったようで
午後からは欠航となりました
なんと4週連続
悪天候の中迎える週末です
まあ…あれもこれも隠岐の島ぐらし
そういうもん
そういうもん
そう思いつつ
ストーブにあたって外を眺める
そんなイチニチ
( 一一)
でもですね
今日はこの雪のおかげで
ちょっとイイモノ見てしまいました
( *´艸`)
お風呂に入る前
外を見ようと何気なく開けた窓
その向こうに拡がったのは
・
・
・
辺り一面 雪ゆきユキ
家も 木々も
ブンテン父さんの畑もテラスも
なんだかうっすら明るく浮かびがって
いつもとまるで違う窓の外
そして極め付けは
もくもくの雲
夜なのになんだあれはと目をこすりたくなるような
笑
これは八尾川も絶対きれいに違いないと
脱ぎかけた上着をまたまた着込む
笑
店長さんと八尾川橋まで出動です
昼間の雪はやみ間を迎え風もない
川面もぴたりとその波を止め…
さっきのもくもくは
少しずつ流れて形を変えつつあったけれど
川のずっと向う側に
まだ居座っていて…
神々しくもあり
怪しさもあり
ちょっと神秘的で異次元の空
うっすら明るかったのは
お月さまがそこにいらっしゃったから
まさに
月あかり雪あかり
(^'^)
人っ子ひとり車一台通過せず
聞こえるのは
店長さんの構えるカメラのシャッター音
ちょっと凍った雪を踏みしめる乾いた音
しんとして無音の世界でした
くるりと振り向けば国府尾山(コウノウザン)
昔むかしこの山の頂上には
国府尾城というお城があったのだそう
地元では「城山さん」と呼ばれ親しまれています
大津橋のたもとから上がっていくこともでき
小学校の社会の学習などで見学に出かけることも…
そこには当時の気配を忍ばせる雰囲気があり
落ち武者が出る…などと
子どもたちにとっては
ちょっとした恐怖を味わえる場所らしい
笑
…落ち武者など誰も見たことはありません念のため…
山も
家々も
あたりの木々も
それから
川に浮かぶ漁船たちも
雪の帽子をこんもり被ってひっそりと美しい
なんとも幻想的な雪の夜の八尾川でした