快晴のイチニチ
でも
冷たい川風が吹き渡り爽やかなイチニチ
さて
そんな中
港町西町界隈の夏の例大祭の最後の神事
神幸祭が執り行われました
神幸祭では
この界隈の7つの神社の神様が
毎年順番でそれぞれの神社に参集されます
その際
氏子たちが神様をお連れする『御旅』と呼ばれる行列を行うのですが
それがこのお祭りの一番の見物
2年に一度
表祭りの時にしか行われないこの御旅を
みなさんとても楽しみにしておられるのです
これを見るために帰省したという方もいらっしゃるくらい♪
というわけで
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この日
ちょっとアクシデントがあり
出発が遅れた我らが八幡さん
地区のみなさんが集まって
出発はまだかまだかという気配ですね~
この御旅
ブンテン前を通過して西町港町をぐるり1周いたします
なので
ブンテン前は密かなお祭り見学ポイントだったりします
(^'^)
ふらりと訪れた旅の人
これを見に帰ってきたという方
小さなお子さんづれのママさん
ご近所の常連さん
伊後からバスで出てこられたというおばあさま
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と
にぎやかに大集合
笑
あれやこれやお話しながらのんびりしていると
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きましたきました
♥
風にのって届く楽隊さんのお囃子の音
それだけでそわそわするんですけどね
その後に
我が地区の幟が目に入ったりすると
もう私のわくわくは極限状態
笑
まず
時代絵巻の中から抜け出したかのように
裃がお似合いの
愛の橋商店街の大先輩Mさん
榊と塩で場を清めつつしずしずと進まれます
その後に
八幡さん(東山神社)の先払いの鬼さん登場
八幡さんの先払いは
ずいぶん若手さんなのだそう
その身のこなしはみるからに軽やかで
キレのある舞でしたね~♪
続いてやってきたのは
国府尾神社
この先払いの鬼さんの舞は圧巻です
流れるような見事な所作と
大地を踏みしめるその恰好の力強さ
そして
頭上を覆う青空に
舞の合間ぴたりとキメるポーズが映えて
なんともかっこいいのです
徐々に近づいてくる鬼さんに
視線も意識も釘づけ♪
観客さんへのサービスももちろんバッチリです
道路わきで見学していたたろさんにも
こうしてちょこっとご挨拶
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た・・・たろさん ピンチ
(;゚Д゚)
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と
思いきや
固まりつつも
愛する母しゃんにぴとりとへばりつき
なんとか鬼をやり過ごす
笑
日々赤ら顔のおじさまおばさまは
目にしているからか
まだ鬼がなんたるかを知らぬからか
笑
たろさん泣きませんでした
👹
厳かに町を練り歩く御旅の列は
地区ごとに
楽隊のお囃子も先払いの舞も
ちょっとずつ違うのだそうですね
長い御旅ですがいつまでだって見ていられる気分
その御旅の列の中に
知っている人を見つけるのも楽しいのです
(^'^)
店長さんがどこか分かるかな~♪
(^'^)
顔なじみのおじさまも
近所のオニイサンも
夏休みでそこここを駆けまわっているチビッコたちも
裃や祭り衣装を身にまとい
きりりとした表情で
いつもとはまたちょっと違って凛々しく厳かに…
…いや いつもかっこいいのですけども…
いつもはなかなか被写体になってくれない茶輪拠屋隊長
今だ♪チャンスだ♪とシャッターを押したのだけど
なんと
まさかのシャッター返し
笑
カメラを持って歩いていたとは
さすが隊長
( ゚Д゚)
そして
隊長の御旅目線のblogはこちら
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私達は一か所で待ち構えるのですが
実際にぐるりと各神社行列で歩きながら切り取った光景が分かって
かなりおもしろい
そうそう
御旅には神主さんももちろん参加されます
水色
紫
緑色
いろいろな色の衣装を身にまとい
赤い傘をさしかけられて
静々と歩く神主さん達
このブログでもおなじみのこの方は
本日の衣装は桃色でした
🍑
本当は
前日のうちに神様をお宿にお連れするのですが
今年は前夜が雨だったから
やむなくお泊りなし
当日朝のお顔合わせになったのだそう
お宿での神様の宴は
また再来年に持越しですね
お顔合わせののち
また
氏子さんたちに付き添われ我が神社へお戻りになり
今年の夏の大祭は全て終了です
お祭りまでの楽隊の練習
神社の掃除
祭りの準備
そして当日
もちろん片づけも
みなさま本当にお疲れさまでした
そういえば
楽隊に女子の姿が見えるようになりましたね
少子高齢化の波は確実にこのお祭りにも影響し
以前と同じようにはなかなかいかなくなったところもありながら
地域のもんで集まって
こうした祀りごと地域ごとを丁寧に大事に行う中で
次へ次へと引き継ぎながら守ってこられたのでしょう
二年に一度のこのお祭りを迎えると
改めて
「ここに暮らす」ということを実感します
☆ おまけのいちまい ☆
東山神社まであと少し
熊野さんからの帰り道
楽隊さんと鬼さんの最後の最後
ヒトシゴトです