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隠岐國駅鈴のこと

今日はイチニチ雨でした

 

まったくもってよく降る

(/_;)

こんな日は

みなさん何をして過ごしておられるんだろう?

 

 

私は雨が降ると図書館行きたくなります

 

隠岐の島町図書館

 

 

 

 

さて

 

10月に入り

コウノドリ離島医療編の放送が近づいてまいりました

 

( *´艸`)

 

 

 

 

 隠岐の島での撮影シーンが放送されるのは

10月13日

冒頭数分のところらしいので

見逃さないように

 

予約必須で臨まねば…

 

 

 

そういえば

撮影終了後

スタッフの方がお店に立ち寄ってくださいました

 

探し物は

「撮影に使えそうな隠岐らしい小道具」

 

(´・ω・`)

 

 

 

ということで

ジオパークのポスターと駅鈴のレプリカを

持ち帰ってくださいました

 

 

もしかして

ドラマのどこかに

・ 

 

( *´艸`)

 

映るかな~♪

 

 

 

 

 

駅鈴といえば

歴史の授業でも習うので

みなさんよく御存じですよね

 

 

実は

隠岐のおみやげものコーナーに行くと

この駅鈴レプリカが並んでいます

 

 

 

レプリカはもちろん

 

隠岐酒造のお酒の中にも

駅鈴型のボトルがあったりしますもんね

 

お土産物をくるむ包装紙にも

確か駅鈴がデザインされたものがありました

 

 

隠岐のおみやげものの中に並ぶ駅鈴に

隠岐で駅鈴?

そう思う方も多いはず

 

 

…私もそうでした(;'∀')…

 

 

 

 

 

 というわけで

 

「隠岐國駅鈴」豆知識タイムです

 

 

 

 

隠岐國駅鈴…

 

 

玉若酢命神社に隣接する億岐家住宅

玉若酢命神社と同じく

国指定の重要文化財です

 

 

 

 

そして 

億岐家住宅の宝物殿に

「駅鈴」が管理保管されています

 

 

 

 昔々の奈良時代頃

地方からの貢税運搬や中央への旅には馬が使われていた時代

馬を酷使しないようにと

5里(約20km)ごとに駅を設け

馬を交代させていたのだそう

その際

身分証明の証や通行手形として

帯同されたのが「駅鈴」です

 

 

貢税の運搬などで役人が駅を通過する際には

この鈴を逆さに持ち

「駅」の文字を駅の長に向けて鳴らすことで到着を知らせ

馬を調達して旅を続けたといわれています

このレプリカは

青森のほうで作られています

南部鉄器でしょうか

この重々しい様子からはちょっと想像がつかない

高い美しい音が響きます

 

ただし

逆さにしないといい音がしません

( ゚Д゚)

 

普通の鈴のようにあの紐のあたりを持って

ぶるぶる振ってみたけれど

くぐもった音しかしませんでした

 

 

 

さて

この「隠岐國駅鈴」は

日本で現存する唯一の「駅鈴」なのだそうです

 

 他の駅鈴は

戦時中金属供出のために

すべて国に治められてしまったのだそう

 

 

ホンモノの駅鈴は隠岐にしかないのか!?

 

ということで

 

隠岐みやげの有力候補の1つに

この駅鈴レプリカが浮上してくることに納得

( ゚Д゚)

 

 

 

 そして

 

これまで

あまり気にしたことなかったのですが

 

離島であるこの地で

駅はどんな役割を担っていたのだろう?

どんな方がどんな思いをもって

 

この鈴を鳴らされたのだろう?

 

 

もっともっと駅鈴にまつわるあれやこれやを

知りたくなってきました

 

 

初任校が玉若酢命神社のある下西だったのに

ほんとに何も知らなかった自分を

ただ今猛烈に反省中

(^^ゞ

 

 

 

 

 

 

 

長い歴史の中

混乱の時代もくぐり抜け

ここ隠岐の島にだけ

駅鈴が残ったというこの奇跡

 

これもやっぱり

神の島と言われるこの島だったからこそと

そんな気がしてきます

 

 

 

 

 

駅鈴レプリカは玉若酢命神社にて求めることができます

大・中・小があるそうです

 

港・空港などのおみやげものコーナーなどでも販売されています