まさか
こんなふうに晴れるとは思わなかった
本日火曜日
ブンテン定休日
( *´艸`)
思いがけないごほうびみたいで
ちょっと嬉しい♪
ということで
いつか一度は登ってみたかった
都万の高田山に登ってみることにしました
登山口は
高田神社のすぐわきにあります
これからお邪魔させていただきますねのご挨拶をしに
まずは
高田神社へお参りです
建立は江戸時代より以前といわれている高田さん
苔むして形を変えつつある石の階段が
建造されてからここまでの
長い歴史を物語ります
そうそう
とりい脇に鎮座していた狛犬も
すっかり溶けて
もう何がなにやらわからなくなりかけておりました
拝殿奥には
春日造りの本殿がのぞき
風格がありますね
神社マップにあった
首の長い小さな狛犬も一体
随神門の右の柱に座っておりました
狛犬って対であるのに
どうして一体なんだろ?
ふしぎ
美しいクモに見送られ
登山口からいざ♪
いよいよ念願の高田山です
(^'^)
このうっそうとした登山口に
感じた少々の不安
ずばり的中
思った以上に「山」でした
(^^ゞ
300mほどの高さということで
大満寺山の半分ねとちょっと油断してました
大満寺山もトカゲ岩も
遊歩道が設置してあったり
ある程度登山道が整備してあったり
それで登りやすいんですね
顔に貼りつく雲の巣エリアを超え
シダをかき分けるようにして進む古代ゾーンを超え
いろんなきのこに目を奪われつつ
なんとかかんとか登ります
都万小学校の子ども達は
遠足やジオ学習でここに登るんでしょうか
ルートには
ロープが張ってあって
きついところはロープ様々
(^^ゞ
そして
・
・
・
ちょっと覚悟はしていたものの
恐怖のスズメバチとの遭遇
この大きさ
この威圧感
蜂に気づかずにわりとするっと通り抜けた店長さん
見つけてしまってたじろいで動けなくなった私
スズメバチをはさんで上と下
膠着状態
(゚Д゚;)
しばらくじっとして様子を伺い
こそっと近くを通り抜けようとすると
なんと
でかい頭がぎょろっと動き
絶対こいつ私を今睨んだ…という気持ちになるから恐ろしい
涙
しばら~く固まっていましたけど
仕方ないので
ヤツを刺激しないようルートをずらし
藪をかき分けてなんとか店長さんに合流しました
(@_@)
羽音もした気がして
全身が耳になったかのようなそんな気持ち
五感を研ぎ澄ませ
周囲の音に集中しました
刺されることも恐ろしいけど
蜂が飛び立ったとたんに
パニクッて崖から落ちる危険もあるなと店長さん
う~…私の場合
それ絶対あるあるある
(-_-)
この近くに蜂の巣があるのかもしれませんね
もう1匹
店長さんの頭上を通り抜けていきました
あ~恐ろしかった…
スズメバチも危険でしたが
ロープが無い場所には
なんとな~く道を見失いそうな気配の箇所アリ
急な勾配でちょっと危険を感じる箇所アリ
やや崩れ気味のところもありました
登られる場合は
注意してどうぞ
さて
蜂との対峙をなんとかクリアして
それから登ること20分あまり
ここだな!と
先をゆく店長さんの声が岩陰から聞こえてきたので
慌ててついていくと
そこは
見事な自然の展望台
( ゚Д゚)
ここが噂の高田山ビューポイント!!
いいタイミングで
雲に隠れていたお日様が顔を出し
島前の島々が光輝いて見えました
絶景かな絶景かな
(^'^)
若い頃に毎週のように遊ばせてもらった懐かしい都万湾
浮かぶ島々が穏やかな海に表情を加えます
この真正面には
本土の島影も見えていました
(^'^)
都万の集落には緑や黄色の田が拡がり
なんとものどかな
少し右に視線を移した山のふもと
そこには都万の小学校があります
そういえば
登山の途中
子ども達の大きな歓声が聞こえてきました
なんの授業かな~笑
都万のシンボルとも言われるこの山を
日々見上げて都万の子どもたちは勉学に励むのでしょう
それにしても
ここからの都万の景色のすばらしいこと
海あり
山あり
趣深い里の景色あり
いい集落だな~と心から思いました
さて
この写真をどこから撮っているかというと
・
・
・
私が立つ岩の真後ろ
一段高い岩から見下ろすようにして
店長さんが撮ってくれております
高いところが苦手な店長さんのこんなシーン
なかなか見られません
帰宅後
この写真をみた息子達も
ちょっとびっくり
「お~…父ちゃんが…」
笑
下りはあっという間
高田神社さんに
お礼のごあいさつをすませ
帰る道々
ふと振り返ると高田山が見えました
こうしてみると
山の上部は
柱状節理の崖がむき出しになり
ちょっと特徴的な山ですね
私達
どのあたりにへばりついていたのかな~
笑
あんな景色を見ると
改めていいとこに暮らしてると思うね
としみじみつぶやく店長さん
全く同感
あの崖から見た景色には
豊かな自然の中に溶け込むように
人々のくらしの気配が漂って…
まさに
自然とともに人の暮らしがあるのだなと
そう実感させられる
そんな風景でした