先週
あれこれと御用があって
本土に駆け足で行ってきました
11月終わりの朝の港
低くたちこめた…雲!?
ちょっと幻想的
初冬のこの時期にはめずらしい
安定したお天気と海況のおかげで
高速船もすべるように海上を進みましたね
快適~♪
おかげで難なく
隠岐⇔本土間を3日間で2往復
笑
高速船が走っている期間だからこそできる技
🚢
ほんの1週間前は
こんなに穏やかだったのが嘘のよう
この2・3日
隠岐の島も雪が降りすっかり冬になりました
そろそろ
高速船も冬季の休航突入します
春まではフェリー3隻で
隠岐⇔本土間の海をつなぐのです
高速船の冬季休航の知らせを聞くと
いよいよ冬がきたなと覚悟する
隠岐島民ならではの
季節の感じ方です
☆ おまけ ☆
いつも駆け足弾丸の本土旅ですが
今回は『諸般の事情』によりまして
時間の余裕発生
笑
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懐かしい場所
行きたかったところ
会いたかった人
ちょこっと巡ってまいりました
数年ぶり 2度目の訪問です
中屋万年筆店
ついに
万年筆修理のプロ久保さんに
お会いすることができました
きっちりと七三分け
羽織ったジャケットの襟元のピンホールには
ペンの形のピンがさりげなく…
なんともおしゃれでダンディーな方でした
柔らかな書き味が好きだという私の好みに合わせ
92歳とは思えない手つきで
万年筆のペン先を調整してくださいましたよ
来年で
この中屋万年店は
操業100年を迎えるのだそう
そこまで現役でがんばりますよと
笑っておっしゃっておられました
出会えてよかったです
また来年
百周年のお祝いに
おじゃましようと決めました
懐かしい大学前
私がここに通っていたころと
ずいぶん気配が変わりましたが
ところどころ
30年前そのままの建物などもあったりして…
笑
そうそう
最近話題のらーめん屋
「麺や拓」にもでかけました
ご存じ
有木の大将の息子さんが営むらーめん屋さん
いつか会いましょうと約束したまま
いつしか数年
当時有木小でお世話になったHさんと
時間の隙間をつついてランチの約束
久しぶりの再会です
^ - ^
そして
まさかここで…というタイミングで
有木の大将とも合流
笑
有木の大将の息子さんが作る
絶品ラーメンをすすりつつ
松江にいながら話題は有木のことばかり
笑
なんとも不思議で嬉しい時間
いいものもいっぱい見つけました
折しも
わがふるさと出雲の地は
神迎え祭の直後でした
全国の神様が集結していらっしゃるそんな時期
神在り月でにぎわう大社の町で開催されていたのは
天野紺屋さん 『藍と暮らし展』
天野紺屋さんの藍染小物は
当店でも扱わせていただいています
ブンテンイチオシの
「しまねのいいもの」
(^'^)
このタイミングで
大社の地で
天野紺屋さんの展示に出会えるなんて
さすが神在り月
広瀬の町にもとちろんでかけ
天野紺屋さんにおじゃましました
大きな石見焼の甕が
看板がわりに据え付けられて
ここが天野紺屋ですよと
教えてくれます
大好きな天野紺屋先代ご夫婦と
ちょこっとだけおしゃべり
いい時間でした
松江の町中
出雲のはずれ
秋と冬
季節の変わり目
白潟天満宮の境内に立つ
大きな大きなイチョウの木
青い空に黄色く色づいた葉がよく映えます
ここの狛犬は
ずいぶん高い位置にいらっしゃる
だから
迫力満天なのです
イチョウの下には集められたはっぱたち
もう間もなく
この大きなイチョウも冬支度を終えるのでしょう
通りすがりの道端の街路樹
その枝の先々に
輝く小さな白いつぶつぶ
花?
つぼみ?
それともイルミ??
正体を確かめるべく車と停めると
落実していた小さな木の実
なんの木かな
この先にある
オトモダチが勧めてくれた珈琲屋さんを探しに行った
その道中で見つけた
秋のオトシモノ
モチモチの木のようでした
あっちこっち
山々は紅葉まっさかり
改めて
隠岐の島の山には
常緑の木が多いんだな~と実感
広瀬の山を越えたところでは
なんと
かわいいこだぬきと遭遇
私が近づくまで
道路の真ん中でうろうろしていたのに
私の気配に気が付いて
慌てて「雲隠れ」…のつもりらしい
しかし
残念
丸見え
笑
かわいいですね
本土に行ったら食べたくなるもの
・
・
・
出雲そば
モスバーガー
そしてやっぱり
きんぐのらーめん
笑
きんぐでご一緒したお友達夫婦とは
あれこれご縁がありまして
だんなさんとは大学時代の体研仲間
おくさまとは幼稚園から大学まで同じ学校
笑
ほんとにもうこれは腐れ縁認定してもいいのかも
それぞれの上に過ぎていった時間を思いながら
おいしいお酒とお料理で
いい夜を楽しみました
高速船での帰り道
もうすぐ島前かという海域
雲の切れ間から海に差し込む光の矢
天使のはしご
神様の階段とも言うらしいですね
遥か向こう
その天使のはしごの下を
悠々と進むフェリー
いつまでも眺めていたい
そんな感じ
島前の島影もうっすらと
翌日の天気も晴れマークだったこの日
波もこの時期めずらしく
1.5mほどだったのだそう
絶好のレインボージェット日和でした
最終日の隠岐航路
この日はもう高速船は見込み無しだったので
昨夜のきんぐの名残を少々感じつつ
朝のフェリーに乗るべく
早朝に出発です
重く立ち込めるもくもくの雲クモくも
山陰の冬の空ですね
この日は
いつになく混雑が早かった
まさか
この時間にこんなところで
とろとろ走行になるなんて
涙
すべりこみセーフで乗ったフェリーの中
窓の外には荒れ気味の日本海
時折船体を打つ波の音が響く中
そうそうに眠りにつきました