外を歩くと
おひさまがまぶしくて
ちょっと目を細めました
この感じは久しぶり
いよいよ春になったな~ と…
この春の人事異動で島を離れられる方が
あいさつに寄ってくださったり
送別の贈り物のお買い物にきてくださったり
めったに新聞を見ないサムライくんが
目を凝らして恩師の名前を誌面の中に探したり
大嫌いなはずの数学だけど
あの先生はとってもよかったのにと
異動の先生の名前を出して
ちょっと寂しそうなアバレンボウくんだったり
そういう意味でも
春を感じたイチニチでした
今の時代
SNSのおかげで
海の向こうだろうがなんだろうが
繋がっていることはできる
オシゴトの様子から昨日の晩御飯まで
手に取るように分かったりもする
だから
昔のこの時期の寂しさ切なさとは
比べものにならないとは思いながらも
でも
日常のくらしのどこかに
確かにあったあの人やこの人の気配が
この島からなくなるということ
それをなかなか受け止めきれないまま
1日いちにちと
3月はすぎていくのです
ともすれば
しょぼしょぼしてしまうこの季節
いやいや
しょぼしょぼしている場合じゃない
と
日々
イチニチいちにちを
えいやっと気合を入れて過ごす
そんな感覚…
春の陽光のうららかさとはうらはらに
島の3月はやっぱり寂しい
来週あたり
島の港は離島ラッシュを迎えます