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隠岐の島にがんちゃんがやってきた!…岩崎厳先生来島…

 

3年前に「がんちゃんのこと」という題でブログを書きました

 

小中学校でお世話になった先生

岩崎巌先生のことです

 

 

blogより…がんちゃんのこと

 

 

 

小中学校でお世話になった先生

岩崎巌先生

みんなからは「がんちゃん」と呼ばれ

みんなに親しまれていた先生です

 

当時国引き国体直前ということもあって

体育の先生たちの中に現役ばりばりの競技者的な方が

小学校にも中学校にもいらっしゃいましたけど

岩崎先生はまさにそのおひとり

 

 

体育教師としても

陸上の指導者としても

また競技者としても

様々な活躍と経歴を残していらっしゃる先生です

 

 

早朝や放課後の校庭で

ハンマー投げの練習をしていらっしゃるところを

時折見かけることがありましたが

その迫力たるや

|д゚)

 

けれど

 

この前のブログにも書きましたけど

見た目のその迫力とは裏腹に

おおらかな人柄と子ども達への細やかな関わりがあって

忘れられない先生のひとりでした

 

 

退職直前に患った目の難病で右目は失明

左目も障がい者認定を受けるほどに視力が落るという逆境の中

出会ったハーモニカに力をもらいそれを極め

演奏や講演を行っていらっしゃるというがんちゃん先生

 

  

 

 

3年前のブログに書いた「画面越しの再会」以来

いつか チャンスがあれば

がんちゃんの演奏を聞きに行きたいと思っていたのですが

 

 念願かなって

「がんちゃん先生のハーモニカ」を聴くことができました

 

しかも

この隠岐の島で

( *´艸`)

 

 

台風接近で不穏な空気が漂う7月3日の隠岐の島へ

がんちゃんがやってきてくださったのです

 

 

隠岐高校での講演と演奏のためでした

 

 

 

  

高く澄んだ美しい高音

低くふっくらと響くやわらかな低音

迫力のある音の重なり

 

ハーモニカが奏でるなめらかな音とやさしい曲は

がんちゃんがその曲にこめた思いや

曲にまつわる私自信のこと

ハーモニカが好きだった義父さんのこと

いろいろな思いにふんわりと重なって

すーっと心にしみてゆきます

 

しみじみとして

しばらく涙がとまりませんでした

 

心が震えるというのはこういうことなんだろうなと思いました

 

 

 

 

 

 40年以上の時を経ての再会でした

体育館で少しだけお話する機会がありましたが

ご挨拶に伺うなり

わんちゃんか!と声をかけてくださいました

 

当時よりちょっとだけ細くなっておられましたけど

声を雰囲気も当時のまんま

まさに

がんちゃん先生健在という感じ

 

様々なご縁の重なりに改めて感謝です

 

 

 

 

 

・・・・

 

後日

先生に書いていただいた色紙です

 

 

 

 

視力を失ったことは

それは不幸なことではあったけれど

でも

だからこそハーモニカと出会ったし

そのハーモニカのおかげでいろいろなご縁をいただいた…と

お世話になっていた当時とかわらない笑顔で

そう語られた先生

 

 

 

 

わずかに残った片方の視力を頼りに

力強く紙の上にのっけられた一文字ひともじには

 先生の思いと人柄がにじみます