一気に涼しくなりました
いや
もう寒いと言うべきそんなレベル
フリースを羽織ってもやっぱりまだひんやり感はぬぐいきれません
ひと雨ごとに秋が深まっていくのですね
さて
定休日の午後
ちょこっと時間ができたので
隠岐の島プチ探訪
津井の池…サイノイケ…に行ってきました
引率はもちろん副隊長さん
犬来の集落を抜け
車一台ようやく通れるガタガタ道をしばらく走ると
津井の池にゆきあたります
地図上には『津井の池』という表記はないけれど
津井地区にある『男池』と『女池』の2つの池を
『津井の池』と呼んでいます
私達がたどり着いたのは『男池』…オイケ…
それは
鬱蒼とした藪と山に囲まれた中にぽかっと開けた小さな池でした
転覆したままのボートがちょっとうら寂しい…
ここ津井の池には池の主が住んでいて
薄暗くなってから『お~い男池の〇○○○や~い』と呼ぶと
その主が池から現れる
・
・
・
な~んて伝説も聞いたことがあります
確かに
こうしてここに立つと
池の主に出会えそうな気がする
(;゚Д゚)
池に沿って対岸に向かって続く細い藪道が1本…
おひさまの日差しは完全に遮られ
昼なのに薄暗い藪道を
怪しい探検隊は進んでゆきます
歩く道々
たくさんの秋の実りを発見
椎の実どんぐり芝栗あけび
かわったきのこたちも
あっちにひょっこり
こっちにひょっこり
いかにも「キノコ」的スタイルのこの子
食べられそうな気もするけどちょっとコワイ
(;・∀・)
木の幹から生えていたのは
真っ白に光輝くきれいなキノコ
ヒカリダケと命名しましょう
(^^)/
そんなこんなで
きょろきょろしながら進むこと…15分ほど
視界が一気に開け…
海に出た
(^^)/
小さな丘状に盛り上がった部分に沿って
ごろんごろんとしたごろた石の浜
それがやや急な傾斜になって海に向かっています
地図でみるとこんな細~い土地なんですな
今にも途切れてしまいそうな帯状です
『男池』と並ぶ『女池』も見てみようと
ごろた石の上をひょこひょことなりながら
海岸線を歩いていきました
海岸線をのんびり歩くと
いろんな物が目に入り
もうそれだけでわくわくします
店長さんは
いきなり謎のガラス瓶をみつけて大興奮
('Д')
表記をみれば中国か台湾か…
そのまま割れずにここまで流れてきたのだな~
くっきり分かれた石の層と土の層
この層の境目に
時代の境目も重なっているに違いない
その土の中に埋もれるように
きらりと光る漆黒のカタマリがあっちにもこっちにも
矢じりにも包丁にも加工できそうな
いい黒曜石がたくさんありました
何かをはさみ込みそのまんま固まったとしか思えない
不思議な石
海藻かな~それとも魚かな~
何かの気配をうっすら写すま~るい石
半分石に埋もれるように横たわる
朽ちた小さな木造船
ま・・・まさか
彼の国の人がこれに乗ってやってきたとか
(;゚Д゚)
以上
私の妄想的つぶやきです
根拠は一切ありません
(^^ゞ
ビーチコーミングタイムは
もうそのまんま
ジオパーク真っ只中という感じ
(^'^)
結局『女池』にはたどり着けず
時間もなかったので引き返しました
25年目にしてたどり着いた
隠岐の島の「はしっこ」の海岸線です
まだまだ見たことのない「島のはしっこ」があるに違いない
「島のはしっこ」探検に
ちょっと興味がわいてきた
そんな隠岐の島プチ探訪でした
・・・ はしっこにあるもの ・・・
池のほとりから小高い山に続く細い階段
その階段は
登っても
・
・
・
登っても
・
・
・
登っても登っても登っても
・
・
・
もうこの先を登りきれば終わりが見えるか!?
と
次第次第に棒のように重くなる足を引きずるように登るのだけど
・
・
・
その期待はあっさり裏切られ
まだまだ続く階段
涙
いや~~~久しぶりに出会いましたね
こんな鬼階段
しんどすぎて
こんな顔になります
でもね
振り返ると実は絶景
(^'^)
500段近くの鬼階段を征服すると
そこには
小さなかわいい灯台が待ち受けておりました
池尻埼灯台というのだそう
昔はもう少し見晴らしがよかったのだそうですが
残念ながら今はうっそうとした木々に囲まれ
海を臨むことはできませんでした
昭和51年に点灯されたという
小さなかわいい灯台
ひっそりと
でも
船の航行が安全になされるよう
ここで何十年もオシゴトしている小さな灯台
そうそう
今年は灯台150周年の年
記念切手買いましたからね
(^'^)
我が国初の様式灯台「観音埼灯台」ができた年から数えて
今年が150年目にあたるのだそうです
灯台の日である11月1日
島の灯台巡りしてみるのもいいかもしれませんね
・・・ おまけ ・・・
犬来からの帰り道にちょこっと寄り道
小さな祠を守るように
ひっそりと立つ大きな大きな樹
なんとも神々しい景色でした