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布施探検

いつの間にかカレンダーが最後の1枚になりました

 

平成最後の師走月

 

去年よりずっと暖かで

のんびりとした12月のはじまり…

 

 

今年こそ計画的に師走月のあれこれを終わらせて

すっきりと我が家の平成をしめくくりたい

 

<(_ _)>

…そのつもり…

 

 

さてさて

 

怒涛の1週間ブログ最終回に予定していたのは

『布施地区怪しい探検隊が行く』の巻でした

 

 

 

Fくん&Sくんという若いお供をひきつれての布施探検

 

率いるは噂のハルさん

 布施にどっぷりハマってしまい

ついには関西と布施の二拠点生活を始めちゃったという

これまたオモシロ女子

 

 

ここを布施の拠点にして

あれこれと妄想を膨らませている様子

( *´艸`)

 

これはまたリポート必須の人材なのです

 

 

と…

 

いい感じでハルさんに布施地区を案内していただいて

あそこもやばい、ここもおもろい

と大興奮だった我々

 

そうしたことごとは

すべて店長さんが一眼レフでばっちり切り取った…はずだったのに

 

なんと

データ喪失

( ;∀;)

 

 

残念ながら残るは私のへなちょこスマホフォトのみ

 

 

あ~~残念

 

 

残念すぎるので

またいつか『怪しい探検隊再び』企画やらねばです

(;_:)

 

 

というわけで

今回はへなちょこフォトをおまけ程度に…

 

 

 

 

・・・ たけのや ・・・

 

布施地区のくらしを支える「たけのや」さん

 

アイスクリームからお酒まで

様々なものを扱っていらっしゃる商店です

たけのやの店長さんは

布施ではちょっとした有名人

布施の移住女子たちには絶大な人気を誇るらしい

 

 

 

 

 

離島ブームの頃には

このあたりをビキニ美人が闊歩していたという

その名残か

お店のロゴマークの下には

『隠岐みやげ』の文字

 (^^♪

 

 

 

そして

 

たけのやさんの店内にはられた額には

飲酒運転やめましょうね的標語が3枚貼ってありました

 

 

 

ほんとほんと

呑んだら乗るな

 

呑んで乗れば山越え道は地獄道ですぞ

 

 

 

 

ダンチョネ~…なんてついてるので

なんとなく和らいだ空気感になってますけど

これはちょっとドキっとしますね

 

ダメですよ世のお父さん方

飲酒運転

 

もちろんお母さんもね

 

 

 

 

そして極めつけがこちら

問答無用

 

ダメです絶対

 

 

 

 

 

 

・・・老人集会所・・・

 

 

 

本道からちょこっと横道に入ると

古くて立派な建物がありました

 

 

もうさび付いてしまった赤いポストがあったり…

 

正面に『布施村』の印が描かれていたり…

 

昔の役所的な建物なんでしょうかね

 

現在は地域の寄り合い所的な使い方をされているようで

「老人集会所」と看板がかかっていました 

 

 

建てられてから何年くらい経つものなのかわかりませんが

いい材でしっかり作られていることは

建築なんて全く分からない私にもなんとなく伝わってきます

 

 

こんな感じで…

 

時間の経過を感じるけれど

まだまだ現役で活躍しているいい家がこの集落にはたくさんあります

 

 

 

 

 

・・・ 時間旅行 ・・・

 

 

こちらの家もそのひとつ

 

お庭では

ここに暮らしていらっしゃるお父さんとお母さんが

せっせとマキ割をしておられました

 

それがなんともいい光景だったのです

 

 

 

お父さんにお願いして

ちょこっとお庭に入らせてもらいました

 

どっしりとした木のおうち

建具などもいい気配を醸し出しています

 

 

お父さんとの会話の合間に

ふと玄関横の土壁に目をやると

なんとも楽しそうな落書きが…

 

 

きっとお父さんのお子さんが

幼い時分にかかれたのだろうと思っていたら

 

いやいや

わたしの兄貴が子供のころに描いたたもんですわ

 

笑いながら教えてくださいました

 

 

さかのぼって

戦後まもなくのことなのだそう

( ゚Д゚)

 

 

人の横顔

小さなイキモノ

鉛筆やパスで描きこまれた

今となってはそれがなんなのかなんて確かめようもない

たくさんのもにゃもにゃとした線

 

この壁にとじこめられた小さな記憶のかけらたち

 

 

時間が止まったかのような

そんな不思議な感覚

 

 

 

 

 

 

・・・ 現役 ・・・

 

道端にあった小さな小屋をのぞくと

そこはしいたけ乾燥場でした

 

 

しいたけを干す新しい機械の横にあった

小さな古い薪ストーブ

 

 

冬の間

ここで作業する合間合間に

自分で割った薪をくべながら暖をとられるのでしょう

なんとうらやましい♪

 

 

 

薪ストーブは大きな憧れです

 

火がもたらす暖かさはもちろん

揺らめく火がそこにあることその空間

そこに強くひかれるのです

 

薪も割ったことがない

手入れだってできるかどうかわからない

 

それでも

そこに火があるくらしがしたいと

冬になるたびに思います

 

 

このストーブは

私が思っていたような

そんな薪ストーブじゃないのだけれど

ここでこうして活躍しているこの薪ストーブが醸し出す

暮らしの中にちゃんと溶け込んでいいるその気配が

やけに「かっこいい」のです

 

 

なんかいろいろ…

いろいろと…

このストーブに見透かされた気持ちになりました

(;'∀')

 

 

 

 

 

 

・・・ 日の丸保育園 ・・・

 

数年前に閉園になった日の丸保育園

 

 

子どもたちの声が響かなくなった園舎

 

 

だ~れもいない園舎で 

時を刻み続ける小さな時計がひとつ

 

 

 

窓にうつった昼の月と雲

 

それがやけにきれいに見えて…

 

 

 

 

園庭のはしっこからの景色

甍の波と雲の波

 

その向こうに

ちらりとのぞく海のはしっこ

 

 

子どもたちの目線では

あの海はもしかしたら見えなかったのかもしれないな~と

そう思うくらい

ちらりとのぞいた海のはしっこ

 

 

 

 

 

・・・ おまけのおまけ ・・・

 

 

もはや

それがどういうポーズなのかわからない

そんな恰好で写真を撮るヒト

…私です(;'∀')…

 

 

被写体は

 

じゃんじゃん勝手に打ちあがってくる

イワシさんたち

 

 

お~~いもう行くよ~~!と

声をかけられても

この光景が衝撃的すぎて

なかなかここを離れられなかった

 

そういうヒトコマ