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手術の日の朝

 

今日はアバレンボウくんの手術の日です

 

 

 

窓を染める見事な朝焼けに

こんな日になんと皮肉なと一瞬思ったけれど

いやいやこれは神様の応援に違いないと思いなおし…

 

いつもの朝のことごとを

平常心で

 

blogより…総体まであとひと月

・・・・・・・

 

折れた箇所は左の足首

2本あるうちの、外側の細いほうの骨でした

腓骨というんだったかな…?

 

見事にきれいにすぱっと折れていたけれど

少しズレが生じていることと

治癒が早いことから手術をすることになりました

 

 

手術自体は簡単なものだそうで

それは安心しました

 

 

痛いことがとにかく苦手で

ちょっとビビリなアバレンボウくんにとって

手術そのものだけれど

その前の麻酔が第1恐怖関門のようです

 

今回の麻酔は下半身麻酔

その説明は昨日S先生から受けました

 

そういえば

前回腕の骨を折った時もS先生にお世話になった

アバレンボウくん

3回目の麻酔体験にして

初めての下半身麻酔

 

脊髄に細い針を刺しこんで

薬液を注入すること

痛み止めのブロック注射を膝の後ろから行うこと

麻酔の後遺症とかなんとかよりも

麻酔方法の説明のたびに

目が泳いで動物のようなことに…

 

 私も下半身麻酔は経験したことがありますが

今思ってもちょっと引く…

 

かわいそうではあるけれど

もうこうなったら覚悟を決めるしかないですもんね

 

 

 

麻酔がきいてしまえば

もうあとは夢の中

 

そこまでは気力で乗り切って

あとは先生にがんばって頂いて

しっかり骨をつないでもらいましょう

 

 

 

ちいさな不安をひとつひとつ取り除くように

しっかりと私たちの顔を見て

丁寧に説明してくださる先生の姿は

こんな時ほんとうに心に沁みるもの…

 

当日のオペ室には

なかよくさせてもらっているKくんも入るらしい

緊張と不安はもちろん全て取り除かれるわけではなくても

先生や看護師さんたちの温かなかかわりに

親としても救われる思いです

 

Kくん

よろしくお願いします

 

 

・・・・・・・

 

 

なんて感じで

少しさらりと今の状況を書くことができるようになりました

 

 

金曜日に彼が怪我をして以来

誰かにその説明をするたびに

こみあげるものを抑えるのに必死

 

能面みたいな顔で話してたかもしれませんね

能面顔で恐怖感を与えていたらごめんなさい

自分の中でぐるぐる渦巻くいろんな思いを抑えることで

もういっぱいいっぱいだったのです

(^-^;

 

 

とにかく

今日

先生にがんばっていただいたら…

 

後は

本人の治癒力とリハビリで復活を遂げるのみ

 

 

 

手術が無事に終わりますように

そしてまた

天井に頭が刺さるくらいジャンプできるようになる日が

イチニチも早く訪れますようにと

祈る朝です